課題名 | 二毛作水田に対応可能な堆肥活用技術の開発 、 1)飼料用稲麦二毛作に対応した堆肥施用方法の開発 |
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研究機関名 |
群馬県畜産試験場 |
研究分担 |
資源循環係 |
研究期間 | 完H23~25 |
年度 | 2012 |
摘要 | 低温時における堆肥の経時的な肥効の把握 、当場で開発した堆肥施用量計算ソフトは、低温時での正確な窒素溶出量を把握するため、牛ふん堆肥、豚ぷん堆肥、鶏ふん堆肥のそれぞれ4種を使用し培養試験を行った。設定温度10,15,20及び30℃の4水準で、0,7,14,28,56及び91日後の窒素の無機化を測定した。 、 供試土壌の水分量を最大容水量の100%ととして実施した結果、窒素の無機化は、5,10℃では0~91日までアンモニア態窒素のまま推移したのに対し、15℃では15日目以降から有機化もしくは脱窒が始まり、20℃・30℃では8日目以降から有機化もしくは脱窒し、無機態窒素が減少した。 、 また、最大容水量を通常の60%に設定した場合は、アンモニア態窒素から硝酸態窒素へと速やかな無機化が認められた。このことから、実際の過湿土壌でも、気温(地温)が高くなった場合は、植物の生育において、土壌中の酸素不足と同時に、有機化もしくは脱窒による窒素不足が起こる可能性が考えられた。 、 |
カテゴリ | 飼料用作物 水田 鶏 二毛作 豚 |