2 主要野菜の難防除病害虫防除技術の開発 、2)ミカンキイロアザミウマ、カボチャミバエの防除技術の開発 、(1) ミカンキイロアザミウマが媒介するウイルス伝染環の解明と防除対策 、1) 産地ごとのウイルス保毒植物の特定

課題名 2 主要野菜の難防除病害虫防除技術の開発 、2)ミカンキイロアザミウマ、カボチャミバエの防除技術の開発 、(1) ミカンキイロアザミウマが媒介するウイルス伝染環の解明と防除対策 、1) 産地ごとのウイルス保毒植物の特定
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 生物資源G
研究期間 継H23~25
年度 2012
摘要 目的:トマト黄化えそウイルス(TSWV)はナス科、キク科をはじめ多品目の植物に感染する。媒介虫であるミカンキイロアザミウマでは経卵伝染はしないため、トマトなどの栽培期間以外の時期に、寄主となる植物がなければその伝染環を断ち切ることができる。そこで、産地における時期ごとの保毒植物を明らかとし、耕種的防除を可能にする。
、成果:2012年のトマト黄化えそ病の発生は報告がなかった。キク科、マメ科、タデ科を中心に、のべ44検体の雑草を採取した。雑草には、TSWV由来と考えられる病徴は認められなかった。葉片をELISAに供し、TSWV感染の有無を調査した結果、キク科のヒマワリ、ルドベキア、ホソバアキノノゲシ、ヨモギ、ノギク、セイタカアワダチソウ、マメ科のニセアカシア、タデ科のギシギシ、他1種の計9種で陽性であった。ELISAで陽性であった検体について、RT-PCRを行ったところ、すべて陰性であった。ELISAでは偽陽性が出やすいことから、今回、ELISAで陽性、RT-PCRで陰性であった検体はTSWVの感染の可能性は低いと考えられる。
カテゴリ 病害虫 黄化えそ病 かぼちゃ きく 雑草 そば トマト なす ひまわり 病害虫防除 防除 よもぎ ルドベキア

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