11 水稲種子等高能率消毒装置の開発の作成 、

課題名 11 水稲種子等高能率消毒装置の開発の作成 、
研究機関名 石川県農林総合研究センター農業試験場
研究分担 生物資源G
研究期間 新H24~25
年度 2012
摘要 目的:水稲の種子消毒作業において、化学合成農薬を使用しない温湯消毒法が開発され普及にいたっている。環境保全型農業への関心が高まる中、温湯消毒は農薬と異なり廃液処理の必要がなく、社会的ニーズに合致した技術であるが、水温を高温に維持するためにエネルギーコストがかかること、処理種子を保存するには乾燥の工程を要することが問題である。そこで、これらを解決するために過熱水蒸気を利用した水稲種子消毒装置を試作し、その病害防除効果を検討する。
、成果:処理種子における病原細菌の生存率は、フィーダ方式で極めて低く、0~0.9%となり、処理時間に応じて低くなる傾向が認められた。落下方式では6.5%で若干高めとなった。温湯消毒では0%であった。処理種子を実際に播種し防除効果を調査したところ、これも上記の処理時間に応じて発病度が低くなる傾向が認められた。ただし、反復間に差があったこと、対照である化学農薬の浸漬処理において発病度が高かったことから、再試験を行う必要があるものと考えられる。出芽苗数(調査株数)は、無処理区は発病の影響で少なくなるものの、処理間でほぼ同等であり、試作機での処理によって出芽が抑制されることはなかった。
カテゴリ 病害虫 温湯消毒 乾燥 コスト 種子消毒 水稲 農薬 播種 防除

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