県内主要土壌の地力の推移と変化要因の把握

課題名 県内主要土壌の地力の推移と変化要因の把握
研究機関名 山梨県総合農業技術センター
研究分担 環境保全・鳥獣害対策科
研究期間 S54~
年度 2012
摘要 モニタリング調査(H23 峡東地域)
、 作土深が浅い地点が多く、モモ園ではpHが基準値を超過していた。ブドウ園、モモ園ともに交換性塩基や可給態リン酸が蓄積傾向であった。全炭素も増加傾向であった。

、モニタリング調査(果樹園の次層の化学性)
、 次層の肥沃度は表層よりは低いものの、交換性石灰と交換性苦土では土壌基準値を満たしており、交換性加里と可給態リン酸では基準値を超過していた。

、農業活動等に伴う炭素・窒素収支の
、 H23年度は県内44地点の現地ほ場と場内8地点のほ場を調査した。H20年度から4年間の窒素および炭素の推定蓄積量の推移はやや増加傾向を示していた。

、茶園の低pHが施肥窒素の動態に及ぼす影響
、 pHを高めることでアンモニア態窒素保持力が高まるが、5.0以上に補正するとアンモニア態窒素の硝化により硝酸態窒素が増加し溶脱する可能性が示唆された。したがってpHの補正は4.5程度が適切であると考えられた。
カテゴリ 施肥 ぶどう モニタリング もも

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