課題名 | 病害研究 |
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研究機関名 |
岐阜県河川環境研究所 |
研究分担 |
資源増殖部・下呂支所 |
研究期間 | 継S27~ |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的: 、県内の養殖業において、生産の阻害要因となっている魚病の主要伝染病について防疫対策・診断技術および治療予防技術等の技術開発を行う。 計画: 、(1)アユ・マス類の疾病発生状況のモニタリング調査 、(2)アユ「ボケ病」の浸潤調査 、(3)新たなビブリオ病原因菌の診断・治療技術の開発 成果: 、(1)24年度の県内養殖業者での魚病発生状況は、マス類の寄生虫症であるキロドネラ症が多く確認された。また、河川ではエドワジエラ・イクタルリ感染症によるアユの死亡が6例確認された。 、(2)アユの「ボケ病」については、24年度1件の発生事例が確認されたものの、治療方法等の指導により被害は比較的少なかった。 、(3)平成23年に県内のアユ養殖場で仔魚期に大量死をもたらした血清型不明のビブリオ病について感染実験を行ったところ、アユ成魚に対する病原性は低いものと考えられた。また、この新型ビブリオ病菌は、フロルフェニコールのみに感受性を示すことが判明した。 、 |
カテゴリ | 診断技術 治療技術 モニタリング 予防技術 |