果樹の樹体ジョイント仕立てを核とした省力、低コスト栽培システムの開発(課題番号:21001)

課題名 果樹の樹体ジョイント仕立てを核とした省力、低コスト栽培システムの開発(課題番号:21001)
研究機関名 広島県立総合技術研究所農業技術センター
研究分担 果樹研究部
研究期間 完H21~24
年度 2012
摘要  モモジョイント仕立てに適した大苗育苗法として,ジベレリン塗布剤は処理回数を検討し,新梢の伸長が優れ生育に問題がない2回処理が最適と考えられた。
、 ジョイント仕立ては,定植3年目で樹冠面積が成園化し,収量も2.4tとなり早期成園化効果がみられ,作業時間が約20%削減される省力化効果も確認された。
、 設置コストの少ないモモジョイント仕立て棚施工上の特性を検討し,T字連結型および改良T字連結型の施工時間が短く,より省力的に施工できることが明らかとなった。
、 モモの樹体ジョイント仕立て棚の設置コストを検討し,資材費は,鳥居型が最も高く,改良T字連結型は鳥居型と比較して19%の資材費削減となった。
、 モモの樹体ジョイント仕立て棚の耐風性を解析した。果実荷重に,風圧を加えて構造解析した結果,端柱の鋼管への最大応力値は降伏応力値の約半分であった。中柱は複数部位で最大応力値が降伏応力値に近い応力がかかり,場合によっては変形する可能性もあるため,棚を設置するほ場には防風施設を設置する必要がある。
カテゴリ 育苗 コスト 栽培技術 樹体ジョイント 省力化 早期成園化 低コスト栽培 もも

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