課題名 | 防除指導関係 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
病害虫防除所 |
研究期間 | 継S57~ |
年度 | 2012 |
摘要 | 目的:植物防疫法に基づき、植物防疫あるいは防除に関する企画等を実施する。 、成果:1)病害虫防除指針策定。主要農作物病害虫・雑草防除指針を策定するとともに、主要農作物の防除体系作成の指導を行った。 、2)特殊病害虫緊急防除事業。ウメ輪紋ウイルス(PPV)の発生状況について、モモ10区域、スモモ1区域、オウトウ1区域およびウメ10区域(公園を含む)で調査を行い、試料(葉)を神戸植物防疫所へ送付したが、いずれも陰性であった。ミバエ類侵入警戒調査では、対象となるミバエ類は捕獲されなかった。 、3)総合的病害虫管理のための個別管理技術確立。イチゴ炭疽病およびうどんこ病の発生要因を解析するため、栽培管理状況について生産者からアンケート調査を行った。 、4)鳥獣害防止対策事業。獣害に強いモデル集落の検証調査として、地域で獣害対策に取り組んでいる4集落を対象とし、侵入防止柵の設置状況、農業被害等、イノシシ捕獲数および捕獲地点について調査した。その結果、イノシシの捕獲数と水稲被害面積との関係は判然としなかった。また、調査内容をマップに落とすことにより、地域で問題点を見直し、獣害対策を強化できることが示唆された。麦を加害するカモ類について3地点で調査した。加害種として特定できたのではヒドリガモであり、常時満水のため池を逃避場所とし、隣接するほ場の麦を群れで日中に摂食した。この他、アライグマ防除従事者養成研修や鳥獣被害対策指導者養成研修などの技術研修会に協力した。 |
カテゴリ | 病害虫 いちご うどんこ病 うめ おうとう 害虫 管理技術 栽培技術 雑草 すもも 炭疽病 鳥獣害 病害虫防除 防除 もも |