| 課題名 | スギ梁桁乾燥材の品質の安定化に関する研究 |
|---|---|
| 研究機関名 |
高知県立森林技術センター |
| 研究分担 |
資 源 利用課 |
| 研究期間 | 継H23~25 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | 目的:森林・林業再生プランや公共建築物等木材利用促進法の制定等により梁桁乾燥材へのニーズが高まっていますが、断面が大きいことと、中小規模業者では混載乾燥(断面寸法の異なる梁桁材等を一緒に乾燥すること)が一般的なことから、品質(仕上がり含水率や割れ等)向上への技術確立が急務となっている。 、 そこで、スギ梁桁乾燥材の品質の向上と安定化をさせることを目的として、高温蒸気式乾燥法により混載乾燥試験を行い、その特性を把握し検討する。 、成果:含水率減少経過と生材密度と含水率から、低密度区分材では12日間で平均全乾法含水率が約19%に、高密度区分材では14日間で約27%となっていて、生材密度によって乾燥経過に違いがみられ、高密度区分材を20%以下に仕上げるにはさらに数日間の乾燥を要することが分かった。厚さ方向の水分傾斜をみると、密度区分に関係なく表層部は約10%でしたが、中心部は30%を超える材が多く、高密度区分材は乾燥が不十分であったことも影響して水分傾斜が大きい状況だった。密度区分材別に内部割れと表面割れの発生状況を割れ長さでみると、内部割れには大きな差はなく、表面割れは密度が高い方が割れ長さが大きい傾向だった。高密度区分材は、乾燥が不十分なため、表面割れが閉じていないことが主な要因で、割れ長さの値が大きくなったと考えられる。内部割れは、元口側より末口側の方に多く発生する傾向だった。以上の結果から、混載乾燥では、断面寸法の違いよりも生材密度の違いが乾燥経過や仕上がり品質に影響を与えることが分かった。 |
| カテゴリ | 乾燥 |