課題名 | (ア)社会・経済的視点及び生態系機能・生物多様性を考慮した漁業・資源管理手法の開発 |
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課題番号 | 2012020497 |
研究機関名 |
水産総合研究センター |
研究分担 |
檜山義明 木白俊哉 佐藤俊平 西村明 岩崎俊秀 酒井光夫 山村織生 清田雅史 木下貴裕 川端淳 牧野光琢 赤嶺達郎 玉置泰司 加藤慶樹 大熊一正 斎藤寿彦 一井太郎 林原毅 瀧憲司 南川真吾 |
協力分担関係 |
鹿児島県水産技術開発センター 沖縄県水産海洋研究センター |
研究期間 | 2011-2015 |
年度 | 2012 |
摘要 | ズワイガニ、スケトウダラ等の飼育実験手法の開発を継続し、遺伝子解析データロガー等を使った手法により、トド及びマイワシの集団構造やブリの行動に関する生物特性データを収集した。 年齢別漁獲尾数を使った資源計算について、数理解析手法による資源評価精度を向上させた。漁獲情報や調査船調査結果等を利用し、54魚種・79系群の国際資源及び我が国周辺水域主要資源52種・84系群の資源評価を実施した。 資源管理方策の評価手法を開発するため、マサバ、マアジ、スケトウダラ、小型鯨類等に関する資源胴体モデルを作成し、いくつかのオペレーティンモデルを構築した。 資源管理計画の対象となっている漁業及び資源について、資源管理方策作成・評価のために対象資源の分布・回遊情報や漁業情報を収集し、資源管理措置の取り組みが資源の維持、回復に与える効果について評価した。 社会・経済的な視点及び生態系を考慮した資源管理方策検討の対象となる生物種・漁業種に関して現場調査を行い、零細・多魚種漁業の石西礁瑚漁場、海獣類を高位捕食者とする北海道周辺海域の生態系、資源の変動や陸上の処理能力の変化を踏まえたさまざまな時間スケールでの管理を必要とするスケトウダラ、大規模漁業の主対象となるマサバ、沿岸漁業のモデルとしてのナマコについて、総合的な視点から考察するための各種データを得た。 |
カテゴリ | 管理技術 |