課題名 | 業務・加工野菜の安定供給に向けた夏秋期生産技術の開発 |
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課題番号 | 2013023010 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
山崎篤 |
協力分担関係 |
岩手農研セ 山形県庄内産地研 富山県農技セ 弘前大 岩手県二戸普及センター 富山県広域普及指導センター 全農 営農・技術センター 青森産技センター野菜研究所 |
研究期間 | 2011-2015 |
年度 | 2013 |
摘要 | 寒冷地におけるタマネギ等野菜類の新たな作型の開発に関しては、a) タマネギりん茎の肥大性を向上させるためには肥大開始までの葉数の確保とその充実を図ることが重要であることを明らかにするとともに、育苗時の肥効調節型肥料(リニア型)の施用により初期生育が促進され、収量増加につながることを確認した。b) タマネギ春まき夏どり作型の試験を研究連携により東北・北陸地域の6県で試験開始し、当該地域の目標3.4t/10aを上回る収量を一部で得た。c) アスパラガス伏せ込み促成栽培における半地下栽培法の低コスト効果について検 討し、工事費込みの設置コストは慣行法とほぼ同等で、暖房コストを含めれば大幅にコストダウンできることを明らかにした。 露地野菜の干害・湿害回避技術に関しては、a) 播種直後からの地下水位制御によりニンジンの発芽率が高まり生育が促進されることを複 数年で確認し、あわせて開発した二段ベルト播種機を用いて市販播種機よりも播種間隔揃いを向上させると生育量の変動が小さくなる傾向を見出した。b) 茨城県河内町に新たに設置した新地下水位制御システム(FOEAS)現地圃場でのブロッコリー栽培試験において、FOEASの 地下灌漑機能による栽培初期の生育促進効果及び湛水時の排水促進機能による湿害回避効果を確認した。 |
カテゴリ | 肥料 アスパラガス 育苗 FOEAS 業務加工野菜 コスト 湿害 水田 たまねぎ 低コスト にんじん 播種 品種 ブロッコリー 輪作 |