課題名 | 飼料用稲や牧草等の多様な自給飼料資源を活用した高品質牛肉生産技術の開発 |
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課題番号 | 2013023028 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
山本直幸 |
協力分担関係 |
(株)東部コントラクター 愛媛県農林水産研究所畜産研究センター タカキタ 広島県立総合技術研究所畜産技術センター (独)家畜改 良センター鳥取牧場 兵庫県北淡路農業改良普及センター 山口県農林総合技術センター畜産技術部 農業生物資源研究所 島根県中山間地域研究センター 島根県農林大学校 |
研究期間 | 2011-2015 |
年度 | 2013 |
摘要 | 飼料用稲や多様な自給飼料資源を活用した黒毛和種生産技術に関しては、a) 牧場調製型収穫システムについて、飼料用稲収穫機3号機( コーン兼用型)のワゴン積載容量を平成24年度に3.5m3から4.5m3へ拡大したことに伴い、4.5m3を確実に積載できるようにアオリの前後部 分を強化するとともにシュート出口を改良し輸送効率を向上させた。b) 広域コントラクターにおける作業の能率管理を図るための作業計 画・管理支援システム及びロールベール重量記録システムに関する解説を含んだ「高糖分飼料イネ『たちすずか』等に対応した収穫・調製支援マニュアル」を作成した。c) 高糖分飼料イネ「たちすずか」等の生産・利用・流通技術について、ワゴンタイプの収穫機とトラック によるバラ積み輸送、飼料基地でのロールベール調製を組み合わせた体系が慣行の専用収穫機体系より低コストとなるのは、圃場と飼料基地が片道約20分以内であることを実証した。d) 7月下旬以降に休牧したススキ優占草地では、11月下旬の入牧時における可消化養分総量は適正水準にあり、補助飼料無給与では1ha当たり2頭の放牧強度で約8週間の放牧が可能であることを見出した。また、放牧8週目以降に補助飼料としてフスマ2kg/頭/日を給与することで、子牛の生時体重にも影響なく、約14週間の放牧期間延長を可能とした。 |
カテゴリ | 高付加価値 コントラクター 収穫機 飼料用作物 低コスト 輸送 |