高付加価値を有する資源作物品種の育成と新規作物の評価・活用

課題名 高付加価値を有する資源作物品種の育成と新規作物の評価・活用
課題番号 2013023103
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 大潟直樹
本田裕
協力分担関係 鹿児島県大隅支場
小林食品(有)
小林食品(有)
佐渡農業改良指導センター
岩手農研プロジェクト推進室
秋田県雄勝地域振興局
産総研
東京農大
近畿大学
岩手大学
研究期間 2011-2015
年度 2013
摘要 ソバの品種育成に関しては、
a) 「北海14号」の生産力は「キタワセソバ」より2割程度多収を示したが、特性評価では施肥や栽植密度に対する反応が「キタワセソバ」並であったことから継続試験とした。
b) 難脱粒性系統「GF1」及び「GF4」は「キタワセソバ」より多収を示し、コンバイン収穫試験では脱粒による減収が明らかに少なく収穫 子実収量が多いこと、特に刈り遅れた際に有効であることを明らかにした。
c) 新たに開発した半矮性素材の原因遺伝子は、劣性遺伝の新規遺伝子座であることを明らかにした。また、「北海14号」の高ルチン含量 性を2年連続で認めた。
d) 暖地向けの春まき用品種で穂発芽に強い「春のいぶき」の播種方法、収穫期、施肥技術等を取りまとめ、マニュアルを作成した。また 、春まきエリアの拡大に貢献可能な春まき用「九州7号」及び中間型で早生な秋まき用「東北3号」を新配布系統とした。
ナタネの品種育成に関しては、
a) 寒冷地向けのダブルロー(無エルシン酸で低グルコシノレート)系統「東北99号」は、成熟が早く「キザキノナタネ」より多収である ことから品種登録を行うこととした。
b) 暖地・温暖地向けの無エルシン酸系統「東北100号」は含油率が高く、継続試験とした。
6次産業化推進に有用な雑穀、雑豆等の導入・評価に関しては、
a) ダッタンソバ「満天きらり」の二年連作現地試験の結果、干ばつ傾向でも40~90kg/10aの収量があることを確認した。
b) 高リグナン金ゴマ系統「関東17号」の現地試験を行い、リグナン含量の高さの確認はもとより、ゴマ油の実需評価によって、良好な評 価を得た。
c) ソバの自殖性親系統の開発については、「にじゆたか」の自殖因子導入系統「S2BC5F1」の固定系統を6系統選抜し、平成26年度にこれ ら選抜系統の組合せ能力を検定することとした。
d) 普通ソバから単離したMYB転写因子遺伝子をアラビドプシスへ導入し、ケルセチンなどが高含量で蓄積することを確認した。
e) ダッタンソバについては、暖地向けで春・秋播種栽培が可能なダッタンソバわい性系統「九州D6号」を開発した。
カテゴリ 高付加価値 ごま 施肥 そば なたね 播種 品種

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