食料サプライチェーンに関する研究

課題名 食料サプライチェーンに関する研究
課題番号 2013022989
研究機関名 農林水産政策研究所
研究分担 薬師寺哲郎
研究期間 2013-2013
年度 2013
摘要 (研究の概要)
①主要農産物(麦、野菜、肉類等)について、国産農産物が固有の需要を確保し、生産を拡大しうるよう、品目別サプライチェーン全体にわたって、消費者ニーズの変化に対応できていない要因を特定し、今後の課題と展開方向を分析。
②消費者ニーズに対応した安定性の高いサプライチェーン構築に向けて、食料供給に変動を及ぼす要因を検討し、今後の課題を解明。

(成果の概要)
①主要農産物の品目別分析について、例えば小麦について、北海道産、九州産、北関東産小麦のサプライチェーンや各産地における農商工連携的な動きを比較分析し、産地毎に流通や使用方法が異なるため、需要拡大に向けた課題も違うことを明らかにした。
②安定性の高いサプライチェーン構築のための要因分析について、東日本大震災における食品製造業の被害と復旧の状況について、食品製造業約20社からヒアリングを実施し、業種別に食品サプライチェーン寸断の要因、今後のリスク対応のあり方を比較分析。
③高齢化の進展等に対応した食料品アクセスに関する分析について、今後の食料品店舗数を見通すために食料品店舗数の変動要因を分析するとともに、2地域において食品摂取に関するアンケート調査を実施し、買い物での不便や苦労、食品摂取状況、低栄養リスクの関係を分 析。

(成果の活用)
平成25年7月に仙台で、韓国及び中国の研究所と食料の量的・質的安全保障等をテーマに共催した「北東アジア農政研究フォーラム」において、日本における食料品アクセス問題に関する研究成果を報告。
また、麦類を中心に、品目別分析の研究成果は、本省担当部局からの要請により、生産現場での会合等で課題提示という形で活用された 。また東日本大震災のサプライチェーン被害研究についても、国土強靱化県等の一環として、担当部局から情報提供を求められた。さらに、フードシステム学会、研究成果報告会でも研究成果を報告。
カテゴリ 小麦 需要拡大

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