道産小麦の需要を拡大する次世代品種の開発と生産安定化 、b 日本めん用等小麦の開発促進と生産安定化 、(b) 気象変動に対応したコムギ縞萎縮病および赤かび病抵抗性の選抜強化 、 1)日本めん用および菓子用品質の選抜強化

課題名 道産小麦の需要を拡大する次世代品種の開発と生産安定化 、b 日本めん用等小麦の開発促進と生産安定化 、(b) 気象変動に対応したコムギ縞萎縮病および赤かび病抵抗性の選抜強化 、 1)日本めん用および菓子用品質の選抜強化
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部北見農業試験場
研究分担 研究部
麦類グループ
研究期間 新 、平成25~27年
年度 2013
摘要 目的:品質に優れ、病害抵抗性に優れたポスト「きたほなみ」品種の早期開発のため、製粉性や製めん性に関する選抜を強化する。菓子用小麦品種の開発を促進する。
、成果:
、 ア 粉色a*値は主に系統選抜初年目(F3世代)から選抜を行った。粉色a*値は粉蛋白と相関があることから、同圃場で裁植されている「きたほなみ」「ホクシン」と比較し、「ホクシン」に近い値を示す粉色不良系統を廃棄した。
、 イ  供試系統の解析から、両親間で粉色a*値とb*値に差が少ない良粉色同士の組合せは、F3世代の製粉および粉色調査を省略し、F4世代からとすることが可能であることを明らかにした。
、 ウ 小規模生予供試2年目以降(F6世代以降降)の基本系統(81群400系統)に対してWx-B1遺伝子の有無を検定し、基本系統の選抜に活用した(中央農試)。
、 エ 初期世代から粉色等で選抜を行い「きたほなみ」よりも病害・障害抵抗性に優れ、「きたほなみ」並の良粉色・高製粉性を示す「北系1908」を「北見91号」とした。地域適応性検定試験には、日本めん用では2系統を継続供試し、さらに7系統を新たに供試した。H24播から奨励品種決定基本調査に供試した「北見89号」は、「きたほなみ」並の良粉色・製めん性を示した。
カテゴリ 萎縮病 小麦 抵抗性 病害抵抗性 品種

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