課題名 | スモモ及びオウトウの優良品種選抜と栽培技術の確立 、2,サマービュート・サマーエンジェルの棚仕立て技術の確立 |
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研究機関名 |
山梨県果樹試験場 |
研究分担 |
落葉果樹栽培科 |
研究期間 | 完(H20)~(H24) 、 |
年度 | 2013 |
摘要 | (1) 「サマービュート」の変形果発生の特性と摘果方法による発生軽減 、 「サマービュート」の変形果は、立ち木より棚仕立てで多く発生する。また若木より成木の方で発生が多くなる。変形果は仕上げ摘果後に多く発生するので、仕上げ摘果時に1.5倍多く果実を残し、発生が収束してから変形果を取り除くことで、最終的な発生率を軽減することができた。 、(2) 冬季剪定での切り詰め程度が新梢の生育と果実品質に及ぼす影響 、 冬季剪定で枝を1/2剪除とより強い2/3剪除で剪定し、新梢伸長と果実品質に及ぼす影響を調査した。「サマービュート」の枝の発生率は1/2剪除区よりも2/3剪除区の方が高かった。「サマーエンジェル」と「貴陽」は、1/2剪除区と2/3剪除区で枝の発生率はほとんど変わらなかった。果実品質はいずれの区も良好であった。 、(3) 仕立て方法の違いが果実品質に及ぼす影響 、「サマービュート」「サマーエンジェル」ともに立ち木仕立ての方が玉張りは大きかった。擦れ果の発生は「サマービュート」では、立ち木仕立てが15.3%、棚仕立てが14.6%、「サマーエンジェル」では、立ち木仕立てが18.1%、棚仕立ては10.9%で、棚仕立ての方が軽減される。 |
カテゴリ | おうとう 栽培技術 すもも 品種 |