課題名 | 有機物を利用した環境負荷低減型施肥法の開発 、 1 無化学肥料栽培に向けた有機質資 、 材の選定と養分動態の把握 、 |
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研究機関名 |
山梨県果樹試験場 |
研究分担 |
生理加工科 |
研究期間 | 新(H24)~(H26) 、新(H24)~(H26) |
年度 | 2013 |
摘要 | (1)現地実態調査 、現地調査園としてモモ園は計23園、ブドウ園は計19園を調査した。主に現地で施用されている有機物資材は、牛ふん堆肥、鶏ふんであった。果実品質はモモ園では、褐色森林土の有機物主体施用園で果実重がやや低下し、ブドウ園では、有機物主体施用園で着色が若干低下する傾向を示した。土壌化学性は有機物を多量に施用している園で全窒素、全炭素含有率が増加する傾向を示した。土性が砂壌土の圃場では、有機物主体施用園は慣行施肥園と比較して、土壌養分量が増加した。 、(2)使用有機物の選定および養分動態の把握 、1)有機物資材の成分及び分解率の把握 、培養前供試資材中の可給態窒素率は、配合肥料が25~40%、牛ふん堆肥が13.4%、発酵鶏ふんが17.1%、その他有機物資材は1%未満であった。C/N比が10以下の有機物資材は、培養温度が高いほど窒素無機化率が上昇する傾向を示した。C/N比が10以上の植物質資材では、培養温度に関わらず窒素無機化が生じにくかった。配合肥料と似た窒素無機化率を示した有機物は菜種油かす、魚かす等のC/N比が低い資材であった。 、2)ポット試験による養分動態の把握 、平成24年3月29日にモモ「白鳳」を、3月30日にブドウ「巨峰」をポットに定植した。11月1日に有機物資材を施用した。施肥前の土壌化学性を調査した。 、 |
カテゴリ | 肥料 環境負荷低減 栽培技術 施肥 鶏 ぶどう もも |