課題名 | 果樹の病害虫に関する素材開発研究 |
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研究機関名 |
長野県果樹試験場 |
研究分担 |
環境部 |
研究期間 | 新H25~29 |
年度 | 2013 |
摘要 | 目的:農薬抵抗性の発達が著しい病害虫の抵抗性発達状況をモニタリングし、継続的な安定防除に向けた技術を開発する。 、成果:リンゴ褐斑病についてベンゾイミダゾール系薬剤耐性菌が、リンゴ炭疽病についてQoI剤耐性菌が、ブドウ晩腐病についてQoI剤耐性菌が確認された。 、 ナミハダニの県内19個体群について、主要な殺ダニ剤の感受性検定を実施し、一部薬剤で効力の低下が確認された。 、目的:効率的で安定的な防除技術を確立する。 、成果:あんずの細菌性病害に対する感受性をちようさしたところ、「ハーコット」の感受性が高かった。 、 モモシンクイガに対する薬剤の残効を調査したところ、薬剤によって防除期間に差のあることがわかった。 、 スモモヒメシンクイに対する薬剤の防除効果を比較し、スプラサイド水和剤の防除効果が高かった。 、目的:リンゴで50%削減を実践している生産者の防除実態を明らかにする。 、成果:病害虫の発生実態および天敵相についてデータの蓄積を行った。農薬削減防除体系下では褐斑病と輪紋病が重要病害となること、全面草生を行っている園地でアブラムシ類とハダニ類の発生が比較的少なくなることが確認された。 、 |
カテゴリ | 病害虫 あんず 害虫 耐性菌 炭疽病 抵抗性 農薬 防除 モニタリング もも 薬剤 りんご |