課題名 | 広島レモン利用促進技術開発プロジェクト |
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研究機関名 |
広島県立総合技術研究所農業技術センター |
研究分担 |
広島レモン利用促進プロジェクトチーム |
研究期間 | 完H23~25 |
年度 | 2013 |
摘要 | 生産現場で実施している裸果条件による長期貯蔵において,貯蔵中の腐敗・果皮障害等を低減するための各種前処理技術について検討した。また,貯蔵中の腐敗を低減するための収穫方法や貯蔵中の環境条件についても検討を行い,有望な技術の絞り込みを行った。 、レモンの端境期である6~9月に出荷するため,夏秋花の着生を誘導し,着果・越冬させて次年の夏に収穫する技術について,台木の種類および透湿性光反射シートによる乾燥処理時期が夏秋花の着生に及ぼす影響について検討した。また,5~11月に開花・結実した果実の肥大状況や生理落果の特性から,樹上越冬に適した夏秋花の開花時期を明らかにした。 、「イエローベル」の育成者権利侵害防止のため,レモン品種及び香酸カンキツの48品種との品種識別技術を開発した。「イエローベル」は三倍体であることから,フローサイトメトリーでの倍数性調査により,二倍体品種との識別を行う。また,SSRマーカーによるDNA分析では,簡便なアガロースゲル電気泳動は,一次スクリーニングとして活用し,詳細な調査をシーケンサーによるフラグメント解析により行う。開発した技術を基に,「イエローベル」の品種識別マニュアルを作成した。 |
カテゴリ | 乾燥 出荷調整 台木 長期保存・貯蔵 品種 レモン その他のかんきつ |