飼料用米や地域未利用資源を混合した肉用牛向け発酵TMR調製・給与技術の 開発

課題名 飼料用米や地域未利用資源を混合した肉用牛向け発酵TMR調製・給与技術の 開発
課題番号 2012021090
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
富山県農林水産総合技術センター畜産研究所
研究期間 2010-2014
年度 2012
摘要 ①夏季に調製・貯蔵した、飼料用米(破砕玄米)を濃厚飼料乾物中50%混合した発酵TMRは、冬季調製・貯蔵したものよりもpHが低く乳酸含量やVBN/T-Nが高いことを明らかにした。また、刈取直後に調製した大麦わら(未切断)ロールベールサイレージのV-SCOREは71であり、切断大麦わらを調製したロールベールサイレージと比べ(平成23年実施、V-SCOREは48)、発酵品質は改善されることを明らかにした。
②飼料用玄米代替率50%(乾物中)とした配合飼料を肥育後期黒毛和種去勢牛に給与しても、飼養成績および枝肉成績は、トウモロコシ主体の配合飼料を給与した区と差はないが、胃炎や肝臓廃棄の割合は高いことを明らかにした(23年度からの継続分)。
 また、肥育後期に飼料用米を多給する場合の粗飼料として、生稲わらサイレージを給与しても乾燥稲わら給与時と飼養成績、枝肉成績に差はなく、国産飼料の利用割合を高めることを明らかにした。
カテゴリ 大麦 乾燥 飼料用米 飼料用作物 とうもろこし 肉牛 未利用資源

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる