発酵TMRの貯蔵特性の解明と安定調製技術の開発

課題名 発酵TMRの貯蔵特性の解明と安定調製技術の開発
課題番号 2012021093
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
岡山大学大学院・自然科学研究科
研究期間 2010-2012
年度 2012
摘要 ①材料サイレージの発酵品質は発酵TMRのそれに強く影響しないことを明らかにした。EtOH含量が比較的高いイネWCSサイレージを使用しても、発酵TMRが高EtOH含量になることはないことを確認した。
②トウモロコシサイレージから分離した乳酸菌の中に、発酵TMRに特徴的な乳酸菌(LAB-1)を見出したため、それを用いた添加実験を行った。LAB-1を添加すると、トウモロコシWCSの好気的変敗が著しく抑制された。
③細菌フローラの比較から、発酵TMRに含まれる乳酸菌は、多くがルーメン内で消失し、残りも直腸に到達する前にほとんど消失すると考えられた。材料サイレージから発酵TMRには比較的多くの乳酸菌が移行するが、ルーメン液と糞便にまで生残する乳酸菌はほとんどないことを明らかにした。
カテゴリ とうもろこし トウモロコシサイレージ

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