| 課題名 | 暖地のなたね輪作体系の確立 |
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| 課題番号 | 2012021189 |
| 研究機関名 |
農研機構・九州沖縄農業研究センター |
| 研究期間 | 2010-2014 |
| 年度 | 2012 |
| 摘要 | 収穫試験の坪刈りは2012/5/31に実施した。2品種×4播種条件、1箇所は1.5m幅×1m長(1.5㎡)×3反復でおこなった。子実重については、品種では東北96号よりななしきぶが勝り、播種様式別では、東北96号では2条が他より勝ったがななしきぶでは2条と4条の差は判然とせず、両品種とも散播・多では子実重が低くなったが散播・少は条播に近い値であった。主茎長も同様の傾向であった。 機械収穫は、脱穀選別ロスは4条が低く、ヘッドロスは2条が高かった。また、2条では主茎長・草型が大きすぎ、コンバインのヘッダーでの取り込みが難しくなり、走行速度を遅くしないとならなかった。また茎が太いことによりこぎ胴内で詰まる事例があった。 2条播種は坪刈りとしては子実重が高いがコンバイン収穫での作業性等を加味すると、4条もしくは散播・少が栽培様式としては適していると考えられた。 表層散播機の改良では、昨年導入したN型播種ロールの播種溝に、コーキング剤を塗り込むことでその容積を約半減させた。これにより播種ロールの操出回転を下げすぎず、播種ムラを軽減できた。また、野菜用播種機(APS型)に大型ホッパーを導入し、播種可能面積を拡大できた。更に、施肥ユニット(V-R5)を用いて新たな種子操出部・表層散播機を開発した。これによる播種ムラはほぼ無かったが、速度連動機構を組み込めなかったので播種作業に若干支障が出た。なお、試作ロールの一部に種子の詰まりが確認された。 昨年度開発したフレコン(800リットル)に対応出来るようにしたコンバインに対し、本年はローラコンベアの後方半分を跳ね上げ式にし、収穫時にはフレコンが動かないようにする壁の機能を付加した。また、昨年度はローラコンベアを水平に戻すのに二人作業となったが、アンローダ用の油圧シリンダをシーソー下部に組み込むことにより、ローラコンベアを戻すのに人手は不要とした。また、フレコンを放出から次の収穫までの一連の作業には、約3分となった。 昨年試作したフレコンを載せた台の下からは送風機による熱風が出るようにした装置に、フレコン上部からも送風できるユニットを追加した。なお、昨年温度調節機能が不調であった熱風乾燥機は電子制御式に更新済で、温度上昇は安定した。また、同様の機能のある市販機を導入し、これらによる通風・昇温性能は確認できた。 播種試験では、改良した表層散播機等を用い播種試験を行った。水稲跡播種で播種量が減少した、その原因に高水分圃場による接地輪のスリップや土壌の付着が考えられた。大豆跡ではほぼ設定通りの播種量となった。水稲跡では順調に出芽が見られたが、一部圃場で前年度の落ち種の出芽が認められた。また大豆跡の播種では、播種が遅いことにより出芽が不安定になり、出芽後に枯死するのも認められた。 |
| カテゴリ | 乾燥 施肥 なたね 播種 品種 輪作体系 |