DNAマーカーを利用した自家和合性オウトウ系統の育成

課題名 DNAマーカーを利用した自家和合性オウトウ系統の育成
課題番号 2012022143
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
山形県農業総合研究センター
研究期間 2011-2014
年度 2012
摘要 (1)DNAマーカーによるS遺伝子型の判定
 平成23年度の特性調査により有用形質を有すると判断した導入品種9品種について、DNAマーカーによりS遺伝子型を判定した。選抜系統3系統のS遺伝子型判定を予定していたが、優良系統がなかったため、判定を中止した。
(2)交雑による自家和合性実生の獲得
 早生の系統である山形C9号(S遺伝子型:S1S6)を種子親として、自家和合性で高糖度の系統であるC-225-4(S遺伝子型:S4’S6)を花粉親として483花の交雑を行い、199個の交雑種子を得た。なお、この交雑により得られる実生のS遺伝子型はS1S4’および S4’S6となるため、全て自家和合性である。
(3)結実実生の特性調査による選抜
 選抜圃場に定植している自家和合性実生524個体中、結実のみられた202個体について特性調査を行い、44個体を選抜し、158個体を淘汰した。
(4)DNAマーカーによる選抜
 未結実実生のうち43個体について、DNAマーカーによりS遺伝子型を判定し、自家和合性遺伝子を持つ22個体を選抜した。
カテゴリ おうとう 栽培技術 DNAマーカー 品種

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