リンゴの有機栽培実践園における病害虫発生抑制要因の解析と実証

課題名 リンゴの有機栽培実践園における病害虫発生抑制要因の解析と実証
課題番号 2012022191
研究機関名 (独)農研機構
青森県産業技術センター
研究期間 2009-2012
年度 2012
摘要 K園を中心に有機栽培園の病害虫の発生状況調査や指標生物の収集を定期的に実施するとともにK園の防除体系組込区と有機JAS区の発生状況並びにK園の栽培管理と土壌化学性を慣行栽培園と比較した。K園では黒星病、褐斑病の発生が多かったが、他の有機栽培園と差がないこと、指標生物も有機栽培園地間の差がなく、K園で特異的に多い種群はないことを明らかにした。また、K園組込区と有機JAS区は現地と同様に黒星病、褐斑病が多く発生し、モモシンクイガは早期の被袋で発生を防止できることを明らかにした。さらに、K園では①土壌pHの低下がみられない、②土壌上層の可給態窒素量が高いが実園地の無機態窒素量は低い、③土壌下層への窒素流亡が少ない、④葉中窒素濃度が低い、⑤園地外への窒素搬出量が少ない、などの特徴があることを明らかにした。
カテゴリ 有機栽培 害虫 黒星病 栽培技術 発生要因分析 防除 もも りんご

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