稲細胞間隙の微生物叢を指標とする有機水稲の病害抑制機能の解明

課題名 稲細胞間隙の微生物叢を指標とする有機水稲の病害抑制機能の解明
課題番号 2012022200
研究機関名 (独)農研機構
国立大学法人東北大学
研究期間 2009-2012
年度 2012
摘要 (1)H21-23と同様に有機栽培水田の植物体を用い、培養法によって有機栽培イネの細胞間隙液に特徴的な微生物種を分離し、その存在の普遍性について知見を蓄積した。さらに、(2)特定した微生物及び(3)有機栽培育苗土について、イネもみ枯細菌病などの苗病害の抑制効果を調べた。結果として、(1) 8菌株を分離し合計35菌株とし、その存在の普遍性と種の多様性を示唆した。さらに、(2)同分離菌の中には、イネもみ枯細菌病菌による苗腐敗症を抑制するもの(Pseudomonas sp.等)が存在することを明らかとし、有機栽培の病害抑制機能への関与を示唆した。また、(3)複数の有機栽培育苗土に病害抑制効果があることを明らかとし、効果の普遍性を示唆した。
カテゴリ 有機栽培 育苗 水田 水稲 もみ枯細菌病

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