飼料用稲-麦二毛作体系を基軸とした飼料生産技術の実証-九州北部-

課題名 飼料用稲-麦二毛作体系を基軸とした飼料生産技術の実証-九州北部-
課題番号 2013023519
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
福岡県農業総合試験場
研究期間 2010-2014
年度 2013
摘要 1)耐倒伏性や多収性等に優れた有望品種の選定のために飼料用稲8品種、飼料用麦6品種を比較検討た結果、二毛作で有望な品種は、稲では茎葉多収型の早生「たちあやか」、晩生「たちすずか」、麦では大麦「西海皮69号(はるか二条)」とした。
2)安定・多収な乾田直播技術を組み込んだ飼料用稲-麦二毛作体系を検討し、乾田直播栽培における効率的な雑草防除技術を考案し、乾田直播-大麦表層散播栽培の組合せで、1.9t/10a、と移植体系と同等の全刈収量を得た。
3)暖地水田二毛作体系において、堆肥を利用した地力消耗を軽減する持続的肥培管理技術を検討した結果、堆肥の連年投入により、一定の地力低下軽減効果が認められたが、カリ蓄積のリスクもあるため、定期的な土壌診断が必要と考えられた。
4)現地では、周年多収な二毛作体系の構築に向け、実証規模で乾田直播栽培を実施すると共に二毛作体系の労働性、収益性を調査した結果、現地実証圃場(15a)の全刈収量は、「まきみずほ」「たちすずか」「タチアオバ」「ワセドリ二条」を用いて年間1.4t-1.9t/10aを得た。WCS収穫組織経営安定には、面積拡大で年間約4000個の収穫を必要であることが判明した。
カテゴリ 病害虫 乾田直播 経営管理 雑草 飼料用作物 水田 多収性 土壌診断 二毛作 肥培管理 品種 防除

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