課題名 | 稲・麦WCS等自給粗飼料多給型乳牛向け発酵TMRの調製給与技術の開発 |
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課題番号 | 2013023560 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 群馬県畜産試験場 |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2013 |
摘要 | 自給飼料多給型(オオムギWCS+飼料用米+食品副産物により国産飼料原料乾物80%以上)発酵TMRの給与が、乳生産および第一胃発酵性に及ぼす影響について明らかにするため、流通チモシー乾草主体フレッシュTMR(対照区)および自給飼料多給型発酵TMR(自給飼料区)の2区を設定し、泌乳中後期牛を6頭供試し、1期21日間とするクロスオーバー法により飼養試験を実施した。その結果、日乳量は対照区で約38.5kg、自給飼料区で約35.2kg、乾物摂取量は対照区で24.7kg、自給飼料区で24.9kgであり、区間に差はみられなかった。また、各乳成分においても区間に差はみられなかった。以上のことから、泌乳中後期の乳用牛において、全飼料中に国産飼料原料を乾物80%以上混合した、自給飼料多給型発酵TMRの給与が可能であることが明らかになった。 |
カテゴリ | 大麦 飼料用米 乳牛 |