課題名 | 飼料用米や地域未利用資源を混合した肉用牛向け発酵TMR調製・給与技術の 開発 |
---|---|
課題番号 | 2013023573 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 富山県農林水産総合技術センター畜産研究所 |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2013 |
摘要 | ①刈取直後の大麦わら(未切断)を調製したロールベールサイレージのV-SCOREは4ヵ月、8ヵ月貯蔵で可であったが、12ヵ月貯蔵では発酵品質は不良であることを明らかにした。また、大麦わらサイレージを黒毛和種去勢牛に給与した時の乾物摂取量は、乾燥稲わらや生稲わらサイレージ給与時と同等であることを明らかにした。②飼料用米を濃厚飼料乾物中50%混合し、粗飼料として混合する生稲わらサイレージの配合割合を変えた2種類の発酵TMRを肥育後期に給与した牛の枝肉成績は、上物率8割程度と良好であることを明らかにした。また、肥育牛への粉砕玄米の多給は分離、TMRどちらの給与形態でも潜在性ルーメンアシドーシスの判定基準であるpH5.6以下180分/日を示す個体が少ないことを明らかにした。肥育後期に飼料用米を多給した牛の筋間脂肪のオレイン酸割合は、50~53%とトウモロコシ給与時と同程度であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 大麦 乾燥 飼料用米 とうもろこし 肉牛 未利用資源 |