3元交雑種への飼料用米および規格外カンショ主体の自給飼料多給による豚肉の高品質化

課題名 3元交雑種への飼料用米および規格外カンショ主体の自給飼料多給による豚肉の高品質化
課題番号 2013023585
研究機関名 山形大学農学部
大分県農林水産研究指導センター
研究期間 2010-2014
年度 2013
摘要  夏季において、3元交雑豚に飼料用米を多給する農家実証試験を行った。
1.肥育後期豚に破砕した飼料用米を70%配合した飼料を給与しても、日増体量、日摂食量、飼料効率は、トウモロコシ主体の慣行飼料を給与したものと同等の値を示した。
2.ロース断面積、背脂肪厚、ロース中の水分含有率、脂肪含有率、加熱損失率、剪断力価、皮下脂肪内層の融点も、同等の値を示した。
3.飼料用米を給与した豚肉の保水力は高く、伸展率は低く、皮下脂肪内層の白色度は高かった。
4.また、飼料用米を給与した豚肉の皮下脂肪内層のリノール酸割合は低かったものの、他の脂肪酸割合は同等であった。
以上の結果から、実証農場においても、暑熱環境下の肥育後期豚に飼料用米を多給しても、遜色ない発育、肉質が得られることを明らかにした。
カテゴリ かんしょ 飼料効率 飼料用米 とうもろこし

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