ブロイラーにおけるトウモロコシの飼料用米による全量代替給与技術の開発

課題名 ブロイラーにおけるトウモロコシの飼料用米による全量代替給与技術の開発
課題番号 2013023599
研究機関名 東北大学 大学院農学研究科
千葉県畜産総合研究センター
研究期間 2010-2014
年度 2013
摘要 ブロイラーの餌付け時から出荷までトウモロコシの全量を飼料用米専用品種「べこあおば」で代替した時のエネルギー利用効率の向上を期待した酵素剤の添加効果について検証した。また、今までの結果より得られた、油脂添加量の限界値と考えられる油6%において日本飼養標準に示された要求量を満たすような飼料を調整し、発育成績等を調査した。試験区分は、二種混合飼料(トウモロコシ98%、魚粉2%)を籾に全量代替し、酵素剤を添加することでエネルギー利用効率の向上を期待した全籾酵素区(前期ME:2,900kcal/kg、籾:52%、後期ME:2,920kcal/kg、籾:59%)、二種混合飼料を籾に全量代替した全籾区(前期ME:2,900kcal/kg、籾:52%、後期ME:2,920kcal/kg、籾:59%)、油脂添加量6%において、日本飼養標準に示された要求率を満たすように設計した充足区(前期ME:3,100 kcal/kg、籾:26%、後期ME:3,200kcal/kg、籾:24%)、対照区(前期ME:3,100 kcal/kg、後期ME:3,200kcal/kg)の計4区を設けた。なお、籾配合区では、餌付け時から10日齢まで粉砕籾を、その後は全粒籾を給与した。全ての区において、前期後期ともに油脂添加量を限界値と考えられる6%とし、前期はCP22%、後期はCP19%となるように調整した。
その結果、4週齢までの体重および増体量の推移は、雄では各区間に有意な差は見られなかったが、全籾酵素区、全籾区と比較して、充足区で高い値を示す傾向が見られた。雌では籾の配合を行ったいずれの区でも、対照区と比較して有意に高い値が得られた。4週齢までの飼料摂取量は、雌雄ともに各区で有意な差は見られなかったが、対照区で低い傾向が見られた。飼料要求率は、雌雄ともに全籾配合した区で高い傾向が見られた。いずれの結果でも、酵素剤配合による効果は見られなかった。
カテゴリ 出荷調整 飼料用米 とうもろこし 鶏 品種

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