高生産性と低環境負荷を両立させる施設野菜生産技術の体系化

課題名 高生産性と低環境負荷を両立させる施設野菜生産技術の体系化
課題番号 2013023035
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 中野明正
?本 浩
協力分担関係 GRA
有光工業株式会社
イオンアグリ創造株式会社
イシグロ農材株式会社
大塚アグリテクノ株式会社
カネコ種苗株式会社
株式会社 サンホープ
株式会社大仙
埼玉県農林総合研究センター
三洋電機販売株式会社
研究期間 2011-2015
年度 2013
摘要 環境制御・生育制御技術の統合・高度化に関しては、高温期の細霧冷房及びCO2施用により、キュウリの収量が平均で慣行の1.7倍に増加 することを確認した。また、CO2施用時間を長く確保するために午前中のハウス内気温の上昇を抑える遮熱カーテン用資材について、可視 光透過率と遮熱効果を評価し、2種類の有望資材を選定した。地中熱源ヒートポンプシステムを設置し、地中熱利用の検討を開始した。低 温期の栽培実験において地中熱を利用した局所加温により、加温部の温度上昇が確認できた。トマトの栽培適温を超える高温環境下において、根域のみを局所的に冷却すると、根の活性を促進し、根の生育促進、養分吸収・移動の促進が起こり、遅れて地上部の生育が促進されることを明らかにした。
自動作業システムの開発、総合情報利用システムの構築に関しては、平成24年度までに開発した自動着果処理システム、自動収穫システム、自動搬送システム等を導入した育苗から調製出荷までの生産体系の労働力削減効果を試算し、1ha以上の施設に導入した場合に効果が認 められ、トマト収穫物重量当たりの全作業時間が34%削減可能であることを明らかにした。また、複数のネットワークカメラと自律走行車両からなる自走式撮影ロボットを試作し、ベッド間通路を走行させて、花房の自動的な認識・撮影が可能であることを確認した。
太陽光利用型植物工場に関しては、環境の異なるハウスにおいて周年でパプリカを生産し、収量と環境因子との関連を明らかにし、特に光条件が重要であると推定した。日本のトマト品種「桃太郎ヨーク」をオランダの強勢台木品種「マキシフォート」へ接木することにより、果実収量が増加することを明らかにした。
このほか、東日本大震災によって大きな被害を受けた宮城県亘理町において、復興に向けて建設されたイチゴ団地に導入するための、独立プランタ型の栽培ベッドとクラウン加温機構を装備した高設栽培システムを構築し、標準仕様として採用された。
カテゴリ 育苗 いちご 環境制御 きゅうり CO2施用 施設園芸 出荷調整 台木 トマト ヒートポンプ ピーマン 光条件 品種 ロボット

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