| 課題名 | (オ)赤潮プランクトン等有害生物の影響評価・発生予測・被害軽減技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2014025683 |
| 研究機関名 |
水産総合研究センター |
| 研究分担 |
桑原隆治 木元克則 加藤修 山田東也 山村織生 岡村和麿 安部幸樹 豊川雅哉 井口直樹 樽谷賢治 松山幸彦 渡邊達郎 外丸裕司 山口峰生 坂本節子 清水学 紫加田知幸 隠塚俊満 鬼塚剛 長井敏 |
| 協力分担関係 |
広島大学生物圏科学研究科 山形大学研究部 (独)水産大学校生物科学 名古屋大学地球水循環研究センター |
| 研究期間 | 2011-2015 |
| 年度 | 2014 |
| 摘要 | (オ)有害赤潮の短期動態予測技術を開発するため、八代海・有明海に新たに開発・設置した大型自動観測ブイ等で連続観測を行い、西海区水産研究所のホームページ上で公開するとともに、八代海のシャットネラ赤潮と光環境、大規模出水の関係解明等を実施した。また、有明海と八代海の海水交換量の試算など、流動モデルの検証を行った。細胞増殖の指標となる遺伝子、シスト発芽特性、細胞周期に及ぼす温度の影響や栄養・塩分と生残との関係、日周鉛直移動の上昇・下降速度、珪藻のリン摂取能を明らかにするなど、赤潮生物の増殖ポテンシャルの把握や競合生物の生理生態特性を明らかにした。カレニア・デジタータを対象種に、遺伝子増幅法(LAMP 法)等を用いた検出・同定方法を開発し、同定研修会を実施した。コクロディニウム・カササ型培養株を作用させ、ブリ幼魚での濃度依存的なへい死を確認し、キャビテーション・サイクロン発生装置の有効性やヘテロカプサウイルス感染の種特異性確認など、殺藻生物による制御技術開発を進めた。黄海~東シナ海北部海域等において、国際フェリーによる大型クラゲの分布調査等を実施し、出現過程の実態解明を行うとともに、大型クラゲの平衡胞の重量分析を韓国と共同で実施し、数値モデルと組み合わせて発生海域を検討した。大型クラゲ発生源推定等に関する情報交換を日中韓で行うとともに、出現予測技術の高度化を図り、それを活用して定期的に出現状況の公表を4 回行った。また、トドについては管理方策をとりまとめて、各種行政機関の会議で説明と助言を行った。これらの成果を基にした有害プランクトン同定研修、LAMP 法を適用する機関への試料と技術情報の提供、漁業者への赤潮状況説明会の実施など、成果の普及に努めた。本研究課題の成果は、赤潮プランクトン等有害生物の被害軽減技術の開発、並びに漁場環境修復を通した資源回復等に繋がると期待される。 |
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