課題名 |
1 新品種育成試験 、(6)北海道に適応した障害や病害に強く加工適性にすぐれた小麦品種の育成-病害や障害に強く加工適性に優れた北海道向け品種の開発 (春まき小麦) |
研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部北見農業試験場
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研究分担 |
研究部麦類グループ
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研究期間 |
新 平成26年~30年 |
年度 |
2014 |
摘要 |
a 地域ブランド化を促進する各種用途向け小麦の育成、 (a) 試験目的:地域ブランド化を推進するパン用小麦の品種化と、品種化後の速やかな普及に向け、有望系統の諸特性を明らかにする。、 (b) 試験方法:小麦新品種育成に関する試験方法要綱および小麦品質検定方法による。、 (c) 成績の概要:「北見春76号」は「春よ恋」と比較して成熟期は1日早く、穂数がやや少なく、収量性は80%と少なかった。原粒蛋白質含量は1.4ポイント高かった。ファリノグラムのAb(吸水)、VVはやや高かった。パン試験の体積はやや大きく、総合点は同程度であった。「北見春77号」は「春よ恋」と比較して成熟期は並で、穂数がやや少なく、収量性は80%と少なかった。千粒重は小さかった。原粒蛋白質含量は並であった。ファリノグラムのAb(吸水)、VVは並からやや高かった。パン試験の体積は並で、総合点はやや劣った。、 「北見春76号」は、基肥増肥することで子実重が増加する効果が見られず(標肥区対比94%)、蛋白含量が2.0ポイント高まった。倒伏は発生しなかった。「北見春77号」は、基肥増肥することで子実重が増加し(標肥区対比112%)、蛋白含量が2.0ポイント高まった。倒伏は発生しなかった。本年の「春よ恋」は、基肥増区においても倒伏が発生しなかった。、 「北見春76号」は低収であるため廃棄、「北見春77号」は継続検討とした。、
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カテゴリ |
加工適性
小麦
新品種育成
地域ブランド
品種
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