1馬鈴しょ新品種育成試験、(1) 馬鈴しょ品種開発事業、

課題名 1馬鈴しょ新品種育成試験、(1) 馬鈴しょ品種開発事業、
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部北見農業試験場
研究分担 研究部作物育種グループ
研究期間 継   平成25~31年
年度 2014
摘要 (1) 試験目的:加工適性に優れたでん粉原料用、油加工(ポテトチップ等)用、業務加工(サラダ、チルド等)用、それぞれの用途に適した病害虫抵抗性品種、良質、多収の品種を開発するとともに栽培特性を明らかにする。、(2) 試験方法:通常の交雑育種法による。、(3) 成績の概要:、 a 交配:ジャガイモシストセンチュウ、そうか病、疫病およびYウイルスの抵抗性を有する良質、多収の新品種を育成するため、でん粉原料用158組合せ10,646花、油加工用147組合せ9,005花の交配を行い、でん粉原料用75組合せ59,698粒、油加工用116組合せ163,118粒の種子を採取した。、 b 実生個体選抜試験:でん粉原料用41組合せ32,095粒、油加工用19組合せ19,867粒、業務加工用17組合せ9,895粒の真正種子を播種。1株から1塊茎ずつ収穫し、でん粉原料用41組合せ12,113個体、油加工用19組合せ12,005個体、業務加工用17組合せ5,553個体を選抜した。、 c 第二次個体選抜試験:でん粉原料用46組合せ8,852個体、油加工用20組合せ6,906個体、業務加工用14組合せ2,126個体を供試。個体別に収量、でん粉価等の調査を実施し、でん粉原料用40組合せ323個体、油加工用18組合せ308個体、業務加工用12組合せ103個体を選抜した。、 d 系統選抜試験:でん粉原料用34組合せ359系統、油加工用19組合せ209系統、業務加工用11組合せ129系統を供試。1区10株、1区制。品質、収量性、熟期等から、でん粉原料用15組合せ32系統、油加工用12組合せ28系統、業務加工用5組合せ7系統を選抜した。、 e 生産力検定予備試験:でん粉原料用18組合せ40系統、油加工用6組合せ27系統、業務加工用5組合せ15系統を供試。1区30株、2反復。熟期、生育、収量および品質等の結果から、でん粉原料用8組合せ10系統、油加工用5組合せ12系統、業務加工用2組合せ4系統を選抜した。、 f 生産力検定試験:当場育成35系統に加え、北農研育成4系統を供試。1区48株、3反復。当場育成の地方番号系統は、油加工用「北育22号」およびでん粉原料用「北育23号」を供試し、両系統ともに継続検討とした。北系系統では、でん粉原料用「北系55号」、「北系58号」、「北系59号」、「北系60号」、油加工用「北系53号」、「北系57号」、業務加工用「北系51号」、「北系52号」、「北系56号」を供試した。このうち、「さやか」より多収でYウイルス抵抗性をもつ「北系52号」に「北育24号」を、でん粉収量が「コナユタカ」並で塊茎腐敗抵抗性が優る「北系55号」に「北系25号」を付与した。また、「北系53号」、「北系59号」を継続検討とし、その他の系統は廃棄した。、 g 有望系統の栽培特性検定試験:、 (a) 施肥量栽植密度反応  油加工用「北育22号」、でん粉原料用「北育23号」について、2水準の栽植密度(密植、標準植)および2水準の施肥量(標準肥、多肥)に対する反応性を、それぞれ「トヨシロ」、「コナフブキ」と比較した。「北育22号」の施肥量および栽植密度反応は「トヨシロ」と同等であった。「北育23号」は密植による増収効果が「コナフブキ」より大きかった。、 (b) 生育追跡 「北育22号」、「北育23号」の生育および収量を半月毎に調査した。「北育22号」の塊茎肥大は「トヨシロ」とほぼ同様に推移した。、 h 野生種利用による新品種育成に関する試験:疫病抵抗性の野生種S.stoloniferumを倍化処理した系統について、圃場で一部の生育・収量を調査し、残りを温室内で増殖した。、 i 品種並びに種に関する試験:交配母本として利用する導入遺伝資源、育成系統等、および帯広畜産大学・バレイショ遺伝資源開発学講座より配布された野生種由来の遺伝資源について、品種および系統501を収穫・保存した。、、
カテゴリ 育種 遺伝資源 害虫 加工 加工適性 新品種 新品種育成 施肥 抵抗性 抵抗性品種 播種 ばれいしょ 品種 品種開発

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