9馬鈴しょ輸入品種等選定試験、

課題名 9馬鈴しょ輸入品種等選定試験、
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部北見農業試験場
研究分担 研究部作物育種グループ
研究期間 継   平成23~27年
年度 2014
摘要 (1) 試験目的:馬鈴しょの海外導入品種および民間育成系統について、オホーツク総合振興局管内における適応性、疫病抵抗性並びにでん粉特性を調査し、優良品種決定の資料とする。、(2) 試験方法:、 a 生産力試験 北見農試では、カルビーポテト育成の油加工用「CP07」、「CP08」、ホクレン育成のでん粉原料用「HP07」並びに対照品種を供試した。調査は生産力検定試験に準じて実施した。北見市、斜里町では、「CP07」、「HP07」並びに対照品種を供試した。、 b 疫病抵抗性検定 カルビーポテト育成の「CP07」、「CP08」、ホクレン育成の「HP07」並びに対照品種を供試した。、 c でん粉特性 ホクレン育成の「HP07」並びに対照品種を供試した。、(3) 成績の概要:、 a 生産力試験 北見農試では、「CP07」は「トヨシロ」より枯ちょう期が遅く、規格内収量は15%多かった。塊茎の外観品質は優れた。そうか病抵抗性があり、評価は「中」。「CP08」は「きたひめ」より枯ちょう期がやや遅く、規格内収量は6%少なかった。チップ適性は「きたひめ」より優れ、評価は「中」。「HP07」は「コナフブキ」と枯ちょう期は同等で、でん粉収量はやや少なかった。疫病抵抗性が強で、評価は「中」。北見市では、「CP07」は「トヨシロ」より枯ちょう期がやや遅く、収量は同等で、評価は「中」。斜里町では、「CP07」は「トヨシロ」より多収で外観品質も優れ、そうか病の発生もなかったことから、評価は「有望」。「HP07」は「コナフブキ」と枯ちょう期が同等で、でん粉収量は6%少ないことから、評価は「やや劣る」。、 b 疫病抵抗性検定 「CP07」、「CP08」は病徴の進展が「きたひめ」並であり、抵抗性はともに弱と判定。「HP07」は発病が認められず、抵抗性は強と判定。、 c でん粉特性 「HP07」の平均粒径は「コナフブキ」並。離水率およびリン含量は「コナフブキ」と「紅丸」の中間である。糊化開始温度は「コナフブキ」よりやや低く、「紅丸」並。最高粘度は「コナフブキ」、「紅丸」より高い。白度は「コナフブキ」、「紅丸」並である。総じて、でん粉品質は「コナフブキ」に近いと判断された。、
カテゴリ 加工 抵抗性 抵抗性検定 ばれいしょ 品種

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