「フクシマＤ桃太郎」の開放型育種

• 研究機関名: 福島県農業総合センター
• 研究分担: 畜産研究所肉畜科
• 研究期間: 完H23～H26
• 年度: 2014
• 摘要: 目的：福島県産豚の安定供給とブランド化に向け造成されたデュロック種「フクシマＤ桃太郎」について、近交度上昇を抑制しつつさらなる改良を視野に入れた本県独自の開放型育種技術を開発し、高能力な種豚の長期的な維持供給によって生産者の経営安定と県産豚の安定供給を図る。、成果：「フクシマＤ桃太郎」の種豚群の長期的維持と能力向上を図るため、系統豚「アイリスナガラ」(岐阜県)の精液を導入し開放型育種に取り組んだ。系統間交雑種第１代の雄は、一日平均増体量並びにロース断面積が大きく、高い産肉能力を持っていることを明らかにした。一方、同第１代肥育豚は、背脂肪が厚くなる傾向が見られた。引き続き、開放型育種を実施する予定である。
• カテゴリ: アイリス 育種 経営管理 豚