課題名 |
積雪湿田地帯における水田高度化技術の開発、ア 土壌水分のコントロールによる水稲、大豆等の高品質安定生産の確立、 (イ)地下水位制御圃場における中干し程度および登熟期水管理と品質・収量との関係解明 |
研究機関名 |
新潟県農業総合研究所作物研究センター
|
研究分担 |
栽培科
|
研究期間 |
完H22~26 |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的:新潟県の水田の大部分を占める沖積重粘土圃場は中粗粒土壌に比べて有効水の幅が狭く、転換畑としては湿害、干害の両方に遭遇する可能性がある。これらの問題を解決するためFOEAS圃場を活用して土壌水分を作物の生育ステージにあわせてコントロールすることにより、水稲および大豆の低コスト高品質栽培をめざす。、成果:地下かんがいによる水管理により収量、品質が慣行栽培並み以上となる可能性がみられたが、出穂前の土壌が極端に乾燥すると、収量、品質が低下する場合があり、中干し後は土壌を湿潤に保つ必要がある。また、根は深いところに分布し、登熟後半まで水分を吸収できる可能性があることや、地耐力が高いことから登熟後半まで水をかけやすいことから、高温登熟下での品質低下防止につながると考えられた。
|
カテゴリ |
FOEAS
乾燥
湿害
水田
水稲
大豆
低コスト
水管理
|