課題名 | ブナ科樹種の種子生産力の予測と地域性苗の安定供給技術の開発 |
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研究機関名 |
新潟県森林研究所 |
研究分担 |
森林・林業技術課 |
研究期間 | 継H25-29 |
年度 | 2014 |
摘要 | 目的:日本の温帯天然林の主要な樹木であるブナ科の樹種の結実情報を把握し、野生動物の保護管理および種苗供給の安定化に資する。、成果等:①当所構内のコナラ林において、水井式の定性的評価法によってコナラの開花量を測定し、評価法としての有効性を検証中である。また、リタ-トラップ法で雄花・結実量を測定し、気温を観測した。その結果、雄花の乾燥重量と花序数の間に正の相関がみられたことから、雄花重量からの花序数推定が可能となった。②ブナ指定母樹林7林分とカ二次林1カ所での結実量を観測した結果、今年度は全カ所で凶作であった。③ブナ苗木生産者の3年生実生苗を対象に、アルミ蒸着タイプの寒冷紗による被陰処理と根揚げによる成長制御試験を実施している。 |
カテゴリ | 乾燥 苗木生産 評価法 |