課題名 | 縞葉枯病抵抗性飼料用米品種の選定と安定多収栽培技術の確立 |
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研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所 |
研究分担 |
水田利用 |
研究期間 | 新H26~28 |
年度 | 2014 |
摘要 | 目的:①イネ縞葉枯病抵抗性の飼料用米品種について,5月下旬移植における,熟期や栽培性を検討する。②主要品種「夢あおば」,「ホシアオバ」,「クサホナミ」について,目標収量が安定して得られる移植時期,栽植密度,施肥法を明らかにする。、成果:①イネ縞葉枯病抵抗性の飼料用米品種「なつあおば」,「北陸193号」,「モグモグあおば」,「クサノホシ」は,5月下旬移植の多肥栽培で,いずれも粗玄米重700kg/10a以上が得られる。ただし「なつあおば」は熟期が早いため,立毛乾燥による主食用米との収穫期調整が必要となり,「クサノホシ」は熟期が遅く倒伏しやすい。②「夢あおば」は5月下旬~6月中旬,「ホシアオバ」は5月下旬に移植し,窒素施肥量を「コシヒカリ」標準栽培プラス6kg/10aの多肥にすることで,倒伏を抑えながら目標収量の達成が可能であった。両品種とも栽植密度の影響は小さかった。「クサホナミ」は倒伏程度が大きく,施肥量の再検討が必要であった。 |
カテゴリ | 乾燥 縞葉枯病 飼料用米 施肥 多収栽培技術 抵抗性 品種 |