課題名 | 中山間地二毛作栽培・省力的収穫体系の確立 |
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研究機関名 |
群馬県畜産試験場 |
研究分担 |
飼料環境係 |
研究期間 | 完H24~26 |
年度 | 2014 |
摘要 | 中山間地域で栽培したスーダングラスとライムギの牧草二毛作体系では、スーダングラスを5月、ライムギを10月に播種することで安定した収量を確保でき、年間乾物収量は約2,000㎏/10aを得ることができた。しかし、スーダングラス6月播種では収量が低下するリスクが大きかった。フレール型収穫機を利用したスーダングラスのダイレクト収穫では、水分含量が高いため良質サイレージ調製には乳酸菌製剤を添加することが有効な手段であった。また予乾収穫体系では、ウインドローの材料草を吸い上げる際に土壌を巻き込みやすくなるため、サイレージ品質が低下した。一方、ライムギでは収穫適期を過ぎた場合、飼料中の糖含量が低下し、乳酸菌製剤の有無に係わらずサイレージ品質が低下することが確認された。このため、良質サイレージ調製には適期収穫および乳酸菌製剤の添加が必須であると考えられた。 |
カテゴリ | 収穫機 中山間地域 二毛作 播種 ライ麦 |