県産モモの輸出促進に向けた輸送過程における鮮度保持技術の改善 、2 鮮度保持技術の改善

課題名 県産モモの輸出促進に向けた輸送過程における鮮度保持技術の改善 、2 鮮度保持技術の改善
研究機関名 山梨県果樹試験場
研究分担 生理加工科
研究期間 新H26~H28              
年度 2014
摘要 (1)輸送過程の温度管理                                                                      小課題1の調査において、国内輸送時に高温状態になることが明らかになり、輸送過程において最も果実品質に影響すると考えられた。そこで、場内の冷蔵庫を使用し、小課題1で調査した輸送中の温度を再現した再現区と、国内輸送時を5℃の低温にした場合の改善区を設定し、輸送後の果実品質について検討した。その結果、収穫時の硬度は2.0㎏であるが、国内輸送後の硬度は再現区が1.4kgで果肉が粉質化し、食味が低下した。改善区の硬度は2.0㎏で食味に問題はなかった。香港到着時(想定)においても、改善区の硬度が高く、国内輸送時の低温輸送が果実品質の低下抑制に効果があると考えられた。                                                                   (2)鮮度保持剤の検討                                                                       エチレン作用阻害剤(1-MCP)の登録に向けた処理効果について検討した。供試品種は、「白鳳」、「なつっこ」、「川中島白桃」とした。処理濃度は1000ppb区、2000ppb区、無処理区とし、各区ごとに貯蔵温度を5℃、15℃、25℃に設定し、果実品質について調査した。その結果、各品種や各貯蔵温度において1-MCP処理により、果実硬度や食味の低下を抑制する効果があった。「なつっこ」は5℃貯蔵において硬度の低下抑制効果が高かった。「川中島白桃」は、15℃、25℃貯蔵において2000ppb区の効果が高かった。、 (3)輸出に適した品種の検討                                                                   晩生品種の「幸茜」において、小課題1で調査した輸送中の温度を再現した区、輸送前に1-MCPを処理した区、国内輸送時を5℃の低温にした区を設定し、輸送後の果実品質について検討した。その結果、収穫時の硬度は2.2㎏であるが、再現区における国内輸送後(想定)の硬度は1.9㎏、香港到着時(想定)は1.8㎏と「白鳳」と比較すると、硬度や食味は保持される傾向があった。1-MCPを処理した区および国内輸送時を5℃の低温にした区は、再現区と比較し、香港到着後(想定)の硬度や食味の低下抑制効果がみられた。
カテゴリ 温度管理 鮮度保持技術 品種 もも 輸出 輸送 良食味

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる