課題名 |
施設野菜における県産バイオマス活用技術の開発 |
研究機関名 |
和歌山県農業試験場
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研究分担 |
環境部
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研究期間 |
継(H25~27) |
年度 |
2014 |
摘要 |
[目的]、 冬期の施設栽培野菜において、和歌山県内で生産・利用されているバイオマス資材に含まれる肥料成分や土壌施用により発生する炭酸ガスを活用した栽培技術の開発を行う。、[結果の概要] 、①イチゴ栽培において、シイタケ廃菌床を施用し慣行窒素施肥量となるように化成肥料を減らしても、収量には影響を及ぼさなかった。シイタケ廃菌床は5t/10aまで施用することができ、イチゴ栽培後の土壌pHはシイタケ廃菌床の施用により高まるが、土壌の化学性や物理性に及ぼす影響は認められなかった。、②イチゴ栽培において、植物抽出残渣を施用すると土壌ECが上昇し、2t/10aまでの施用では収量に影響を及ぼさないが、5t/10a施用すると減収した。、③実エンドウ栽培においてシイタケ廃菌床を施用すると、5t/10aまでの施用では実エンドウの収量や無機養分含有率には影響が認められなかった。、施用量の増加に伴って栽培後土壌のpH,ECが上昇し、無機態窒素量および交換性カリウム量が増加した。一方、土壌の固相率および仮比重は減少した。、
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カテゴリ |
いちご
栽培技術
しいたけ
施設栽培
施肥
実えんどう
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