課題名 |
作柄安定及び作期拡大による儲かる中山間地農業技術の確立 |
研究機関名 |
鳥取県園芸試験場
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研究分担 |
日南試験地
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研究期間 |
新、H26~30 |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的:夏秋トマトは、新品種の特性解明と日射制御型拍動自動かん水装置の実用性検討を行う。夏ネギは、前進作型の安定化と機械化対応育苗技術の確立。ブロッコリーは、ボトニング対策技術の確立を行う。、成果:夏秋トマトは、高温期の着果が良好で裂果の発生が少ない葉カビ病抵抗性品種を検索するために、5品種を比較した結果、収量性に大差は認められなかったが、着果性、品質に優れた‘りんか409’を最も有望と認めた。桃太郎シリーズ品種では‘桃太郎サニー’は高位段の草勢低下に問題があるが、品質面でやや優れ有望と認めた。日射に応じた少量多かん水を低コストで実現する日射制御型拍動自動かん水装置の夏秋トマト雨よけ栽培への適応性を検討したところ、供試した2機種とも慣行栽培法と同等の生育、収量を示し問題なく生育した。かん水状況が液晶表示されるタイマー方式の方が操作性に優れた。、 夏ネギ盆前どり作型では128穴セルトレイ直置き育苗が用いられるが、本技術を機械移植に対応させ面積拡大を図るため、200穴セルトレイを用いた直置き育苗法について検討した。1月、2月いずれのは種でも128穴直置き育苗(無加温)と同程度の生育および収量となり、200穴直置き育苗でも盆前収穫は可能と考えられた。、 初夏どりブロッコリーにおいて問題となるボトニング発生への対策として、ロング肥料苗の利用やトンネル被覆による保温処理を検討した。ロング肥料苗の利用、トンネル被覆のいずれでもボトニング発生は減少しなかったものの大花蕾の割合が増加し、両者の組み合わせで5日程度の収穫期前進が見られた。
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カテゴリ |
育苗
機械化
新品種
中山間地域
抵抗性品種
低コスト
トマト
ねぎ
品種
ブロッコリー
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