課題名 |
主要花きの高温障害をヒートポンプによる短時間変夜温管理で解消 |
研究機関名 |
広島県立総合技術研究所農業技術センター
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研究分担 |
栽培研究部
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研究期間 |
完H24~26 |
年度 |
2014 |
摘要 |
1.西日本におけるキクの短時間変夜温管理技術の開発、夏秋ギク型輪ギク‘岩の白扇’の電照による9月中旬開花作型において,温度を21℃のEOD冷房として日の入りから6,4,2時間処理,あるいは日の入りから日の出までの終夜処理を行った。その結果,なりゆきとの間にすべてのEOD冷房および終夜冷房による開花および切り花形質に差がなかったことから,冷夏年の夜間冷房は不要と判断した。、2.西日本におけるバラの短時間変夜温管理技術の開発、‘サムライ08’において,暗期中断終了日以降に,上記1のキクと同じ処理を行った。その結果,なりゆきとの間にすべてのEOD冷房および終夜冷房による開花および切り花形質に差がなかったことから,冷夏年の夜間冷房は不要と判断した。、3.トルコギキョウ苗の短時間変夜温管理技術の開発、‘レイナホワイト’および‘ボヤージュⅡ型ブルー’において,上記1のキクと同じ処理を行った。その結果,吸水種子湿潤低温処理したトルコギキョウ育苗時の日没後冷房時間は,処理時間数が大きいほど苗が小さくなり,抽苔までの日数が大きくなるため,夜間冷房は不要なことが明らかとなった。
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カテゴリ |
育苗
管理技術
きく
高温対策
トルコギキョウ
ばら
ヒートポンプ
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