課題名 | 難培養性ホモ発酵型乳酸菌を用いた発酵飼料の好気的変敗及びカビ防止技術の開発 |
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課題番号 | 2014026554 |
研究機関名 |
国立大学法人 岡山大学環境生命科学研究科 国立大学法人 岡山大学環境生命科学研究科 岡山県農林水産総合センター畜産研究所 広島県立総合技術研究所畜産技術センター 島根県畜産技術センター 雪印種苗株式会社微生物研究グループ |
研究期間 | 2014-2016 |
年度 | 2014 |
摘要 | 予乾イタリアンライグラス、トウモロコシWCS及び飼料イネWCSでL. acetotoleransの添加効果を確認した。無添加でも変敗しないという事例もあったが、きわめて変敗しやすいトウモロコシWCSで抑制効果が見られたことは評価に値する。また、L. acetotoleransは難培養性乳酸菌であるが、培地組成等の改良で普及・実用化が可能となる培養条件はおおよそ確立できた。一方、L. acetotoleransを添加したサイレージは、単独で給与すると嗜好性が低下する傾向が認められた。TMR(混合飼料)とすればこの問題は軽度になるが、給与期間を長くして生産成績を確認すべきと考えている。また、凍結乾燥粉末の生菌数が十分でないことも課題として残っている。長期貯蔵時の添加効果を含め、平成27年度も引き続き調査研究を進める予定である。 |
カテゴリ | イタリアンライグラス 乾燥 長期保存・貯蔵 とうもろこし |