| 課題名 | 中小粒で高蛋白な味噌醤油原料用品種等の育成 |
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| 課題番号 | 2014026875 |
| 研究機関名 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究期間 | 2014-2018 |
| 年度 | 2014 |
| 摘要 | (1)醸造用では、「四国24号」の収量は、標準播で同水準、晩播で標準対比113%の多収、倒伏程度は「タマホマレ」並、裂莢率は「タマホマレ」と同程度、百粒重は約27gで中粒大豆の規格に分類された。蛋白質含量が「サチユタカ」より2%程度低かったが、「タマホマレ」より3%程度高かった。 (2)二毛作用では、「四国11号」は早熟で「フクユタカ」並の収量性であるが、裂莢率が高かった。「四国20号」は最も早熟であったが、やや低収で立毛中の裂莢が多かった。「四国23号」は、「フクユタカ」より標準播で8日、晩播で14日早熟、収量性も高く、難裂莢性を有した(裂莢率2.8%)。「四国25号」は、「フクユタカ」より標準播で2日、晩播で10日早熟、同程度の収量性で、難裂莢性を有した(裂莢率3.8%)。 (3)7月31日に湛水処理を行ったが、その後の台風や天候不順の影響で圃場の湿潤状態が続いた。このため、根に湿潤→乾燥のストレスが掛からなかったため、立枯性病害を十分に発生させることができず、DNAマーカー選抜の効果は確認できなかった。圃場選抜は、倒伏や青立ち程度、草姿、莢着き等で1組合せ100個体程度選抜した。 (4)醤油醸造試験に供試した「こがねさやか」の全窒素(水分12.5%換算)は、外国産大豆(対照)に比べ0.15ポイント高かった。現場蒸煮缶による蒸煮は、通常の調整範囲ではあるがやや低い蒸煮圧で蒸煮できた。出麹分析では、酵素活性が対照より高く、充分量の酵素活性があった。圧搾ナマジルの全窒素(TN)は対照と同等で、醤油の色度は淡口醤油として問題ない範囲であった。官能評価において、「こがねさやか」醤油の香りは評価項目別に大きさ差は見られず、総合評価も同点であった。以上の結果、圧搾ナマジル成分値・官能検査とも大きな差が見られず、「こがねさやか」は醤油醸造に十分適した品種と評価された。 |
| カテゴリ | 乾燥 大豆 DNAマーカー 二毛作 品種 |