課題名 | 周年飼料生産を行うための飼料用大麦品種の育成(暖地向け飼料用大麦品種の育成) |
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課題番号 | 2014027393 |
研究機関名 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2014 |
摘要 | 多収の選抜系統「西海皮67号」と「羽系B0630」については乾物収量が「ワセドリ2条」よりも高いが、同品種に替わる普及性が認められないため打ち切りとし、裸性で赤かび病に強い「羽系B0879」を選抜した。飼料専用長稈系統では、乾物収量が1200kg/10a前後で、TDN収量が「ワセドリ2条」比120%以上と高い2系統を選抜するとともに、無芒2系統、三叉芒6系統を選抜した。閉花性であっても無芒及び三叉芒系統では抵抗性が弱~中と判定され、圃場検定では黄熟期で1.1ppmを超えるかび毒が検出されたが、通常の栽培条件では、実用上問題はないと考えられた。芒形質の有無や形状によって嗜好性が異なり、無芒>三叉芒>通常芒の順で嗜好性が有意に優れることを明らかにした。 |
カテゴリ | 大麦 栽培条件 飼料用作物 抵抗性 品種 |