飼料用米および麦と茶葉を組み合わせた肥育豚の暑熱対策技術の開発

課題名 飼料用米および麦と茶葉を組み合わせた肥育豚の暑熱対策技術の開発
課題番号 2014027456
研究機関名 (国) 山形大学
佐賀県畜産試験場
研究期間 2010-2014
年度 2014
摘要  養豚農家2戸において、大麦5%、製茶加工残さ1%を配合した肥育後期飼料に、飼料用米の配合割合を46%まで増やして肥育豚への給与試験を実施して、トウモロコシ主体の慣行飼料との枝肉成績、肉質の比較を行い、その有効性を検証した。枝肉成績について、夏季~秋季の期間に実施した農家では、背脂肪厚(背)において、飼料用米を配合した試験区の雌で薄くなり、枝肉重量等他の項目は同等であった。秋季期間に実施した農家では、慣行区と比べ試験区で枝肉重量が多く、背脂肪厚(腰)が肥大した。また、秋季期間に実施した農家における肉質成績は慣行区と試験区で同等で、背脂肪内層の脂肪酸組成では、慣行区と比べ試験区でリノール酸が少なくなった。ロース肉の遊離アミノ酸について、試験区でトレオニン含量が高くなった。さらに、ロース肉の官能評価では、試験区が「香り」、「食感」で好まれる結果となった。
 以上の結果より、肥育後期豚飼料で飼料用米の配合割合を46%増やしても枝肉成績、肉質に影響を及ぼさず、脂肪内層中の脂肪酸組成やロース肉中の遊離アミノ酸含量が改善され、官能評価においても好まれることを明らかにした。
カテゴリ 大麦 加工 飼料用米 茶 とうもろこし 豚

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