飼料用米によるストレス環境下での肉用鶏生産技術の開発b.免疫能の賦活化によるストレス緩和技術の開発

課題名 飼料用米によるストレス環境下での肉用鶏生産技術の開発b.免疫能の賦活化によるストレス緩和技術の開発
課題番号 2014027464
研究機関名 (国) 東北大学
山形県立米沢女子短期大学
研究期間 2010-2014
年度 2014
摘要 飼料米に含まれる免疫調節因子として抽出した因子(フィチン酸)を出荷日齢まで肉用鶏に給与し腸管の免疫能に対するフィチン酸の影響を調査することにより、飼料米によるストレス緩和技術の実用評価試験を行った。肉用鶏雄初生ヒナに市販の前期飼料または後期飼料を50日間給与した。試験区分は市販飼料を給与する対照区、試験期間中0.1%フィチン酸を給与したフィチン酸区とした。50日齢時にメッケル憩室付近の腸を採取し、腸管の免疫能変化を免疫関連遺伝子の発現量より調査した。特に抗原受容体(TLR-2,4 及び7)発現量に着目して測定した。フィチン酸が金属の吸収を阻害することから血液の鉄濃度も測定した。発育成績に50日間フィチン酸給与の影響は認められなかったが、モモ肉の生産性はフィチン酸給与で高まる傾向であった。腸管の抗原受容体遺伝子発現量はフィチン酸給与で低下したことから、これまで成長中のヒナで推定していたフィチン酸の免疫調節作用を出荷時のニワトリでも確認した。血中鉄濃度はいずれの試験区でも濃度の差はないことから0.1%まではフィチン酸給与金属吸収抑制作用は現れないと推測された。
カテゴリ 出荷調整 飼料用米 鶏 もも

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