課題名 | 生物的土壌燻蒸を活用したホウレンソウ有機栽培技術の体系化と経営評価(補助技術の導入および実証圃場における有機栽培技術の体系化と経営評価) |
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課題番号 | 2014027567 |
研究機関名 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 山口県農林総合技術センター |
研究期間 | 2013-2017 |
年度 | 2014 |
摘要 | ダイコン残渣を用いた生物的土壌燻蒸処理(以下処理)の労力軽減技術を確立するため、現地圃場においてダイコン残渣の持込・散布作業の機械化による作業時間の短縮及び処理回数の削減、ホウレンソウ萎凋病の防除効果持続安定化の可能性を検討した。その結果、マニュアスプレッダ導入により作業時間を約50%短縮できることが明らかとなった。処理後1作目(7/21播種)、2作目(9/11播種)の萎凋病罹病株率を調査した結果、それぞれ5.8%、39.0%であった。室内でサンプル瓶にホウレンソウ萎凋病罹病根を入れ35℃・21日処理した結果、処理後の根からのフザリウム検出率は100%であった。以上の結果から処理効果を持続安定させるためには残根の処理方法を検討する必要があることを明らかにした。 |
カテゴリ | 有機栽培 機械化 経営管理 栽培技術 だいこん 播種 防除 ほうれんそう |