D 新規需要の獲得に向けた木質バイオマスの総合利用技術の開発

課題名 D 新規需要の獲得に向けた木質バイオマスの総合利用技術の開発
課題番号 2015027925
研究機関名 森林総合研究所
研究期間 2011-2015
年度 2015
摘要 岩手県奥州市をモデル地区として小規模木質バイオマス発電施設に対する燃料供給と熱電併給事業の採算性について検討 した結果、集荷範囲を拡大することによって安定的な燃料供給が可能となり、小規模発電施設を分散配置することで地域での熱電併給事業が実現可能である、といった木材のエネルギー利用におけるビジネスモデルを提案した。当研究成果は、特に今後利用促進が期待されている熱エネルギーを熱電併給としてバイオマス発電事業の採算性評価に組み入れたことで、今後の小規模バイオマス発電の推進に大きく貢献する。また、バイオマス発電で生ずる焼却灰の肥料としての性能を評価した結果、カリウム系肥料としての有用性が確認でき、苗木培地への利用を提言できた。
トレファクション燃料製造技術、改質リグニン(機能性リグニン)の製造技術、オノエヤナギ由来フラボノイド化合物の抗酸化作用の確認と混練型WPCへの添加による耐久性向上技術のいずれも、実用化に向けたプラントの安定的な継続運転や新機能の開発等につなが った。さらに、セルロースナノファイバーについても、中山間地域での製造を考慮した効率的な製造法に関するベンチプラントでの実証試験が行われ、木質バイオマスからのマテリアルを社会実装につなげるための技術開発を大きく進展させることができた。
カテゴリ 管理技術 機能性 中山間地域

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